2015.北九州市役所 小国杉ブレンドアロマで空間演出
AROMA-DIRECTION 一刈美穂です。
この度1年がかりのプロジェクトが形になりました。
1年前、2014年6月27日に北九州市の北橋市長との交流会が秘密基地で行われ、
『北九州の香りを作りたいです!』と市長にお話しをしました。
ちょうど、同じ時期、熊本小国町と北九州市は環境モデル都市を結ばれたご縁から、
「では、小国の杉がいい香りだからその香りを作るのはどうだろう」
と隣に座られていた加茂野室長からお話を頂き、急速にプロジェクトが出来上がりました。
翌、2014年7月17日に北九州市役所の担当の方と工学博士である株式会社FILTOMの尾池哲郎さんと熊本小国町に伺い、小国町森林組合さんと最初の打合せを行いました。
それから、小国町森林組合さんが試作を何度も重ね、改良されて熊本小国町の小国杉精油が完成しました。
小国杉の精油は多種類の杉とは少し性質が違い、香りが濃いと言われます。
成分分析をして頂くと《テルペン類》という成分が入ってるからでは?とも言われています。
テルペン類とは柑橘系に多く入ってる成分なのですが、松の樹液から得られる樟脳にも入ってるもので、
樟脳に似てる香りとも言われます。
およそ5㎏の小国杉の葉や枝から10ml(市販の精油の大きさ)しか抽出出来ない程の非常に貴重な精油です。
そこで、小国杉の香りを損なわない様に、更に清々しい森林のイメージが膨らむように。。。
プチグレン・サイプレス・青森ヒバ・ひのき・4種類と小国杉精油を合わせて合計5種類。
その配合比率を何度も何度も調整しながらブレンドして、そして今回【小国杉ブレンドオイル】が完成しました。
香りの調合をAROMA-DIRECTIONが担当させて頂いたのです。
2015年5月27日より、北九州市役所の1階 テイタンルームにて小国杉ブレンドオイルの香りがお披露目しております。
受付すぐ近くの為、受付の方にお聞きすると
「皆さんから『何の香り?』とか、『木のいい香りがどこかからするんだけど何?』と何人もの方からお尋ねされます」と言われていました。
お花の香りでも、合成香料の香水の香りでもないので、なんだろう?と思われる方が多い様です。
とても嬉しい反応です。
先日の『一刈美穂のWakuWakuな時間』のラジオでもお話ししていたのですが、
人は《いい香り》と感じると自然と大きく深呼吸をするものです。
ストレス社会と言われる現代。ストレスがたまると呼吸が浅くなり、ため息ばかりをしがちです。
大きく深呼吸をするとストレスケアになると言われます。
空間を香りで演出するポイントはほんのり香りがする。その程度が一番ベストです。
小国杉の香りはキリッとして、清々しく、集中力もアップするようです。
どうぞ、北九州市役所に行かれるご予定の方。またお近くに行かれたら
是非、熊本の小国に行った気分になれる小国杉をブレンドした香りで大きく深呼吸し、身体中に吸い込み、森林浴でリフレッシュされてください。
~小国杉アロマのプロジェクトの皆様~
☆最初のご提案をして下さった、室長 加茂野秀一さん(左)
☆今回アロマディフューザーを小国杉で素敵にデザインして下さった
一級建築士事務所ミウラクワノパートナーシップ 三浦逸郎さん(右)
☆小国町森林組合 常任理事の北里 栄敏さん。
伝わらないのが残念ですが、アロマディフューザーの周りにカッティングされた小国杉が囲われています。
この中から香りが周囲に伝わっています。
写っておりませんが、そのほかにも多数の方のお力で完成した小国杉ブレンドアロマ。
どのように販売していくか?
これからが始まりです♪
まだまだ続く、小国杉ブレンドアロマの未来をどうぞお楽しみに。